映画『少年』

映画『少年』。映画の世界で長く活躍してきた旦雄二が、監督・脚本に加え、自ら製作総指揮も行う形で作りあげた映画である。「2007年暫定編集バージョン 177分版」が「スペインバルセロナ国際映画祭2007」正式招待作品として特別上映され大きな反響を生んだ後、幻の作品として謎のベールに包まれ続けていた映画である。日本国内での一般劇場公開がなされないまま、時代は平成から令和へと変わり、「日常」のありようも、「少年」の定義も、「日本」という国のすがたかたちも、大きく変わっていってしまった。その、映画『少年』が、遂に、「2023年最終完成版」として時代を超えた進化を遂げ、2023年、令和の世にふさわしい形で、公開に向かって歩みを進めていきます。どうぞご期待ください。(文・映画『少年』宣伝部スタッフ)